
◉最初に設定された3月の誕生石
◉火星に対応
◉第1チャクラ
①困難に立ち向かう勇気、沈着、運をひっくり返す、怪我やトラブルから守る強力な護符
②献身的な愛、熱望、夢中
ブラッドストーン(Bloodstone)
直訳すると「血の石」🩸
和名は「血石」「血玉髄」「血星石」
緑色に血の飛沫のような模様が特徴の個性的な石です。
緑は春の芽生えの大地のエネルギー。
血は血気盛んな状態の象徴。また赤は古くから魔除けの色とされていました。
緑と赤の組み合わせは補色の関係で印象的です。空想上の絶対的な力を宿していると考えられて、特別に大事にされました。
バビロニアの貴族はブラッドストーンで印章の指輪を作り、大切な契約の時に使いました。
また血の巡りに大切な首周りや薬指に宝飾品として使ったそうです。
ブラッドストーンには「ヘリオトロープ」と言う別名もあります。
ブラッドストーンがエジプトのヘリオポリスで発見された石であることが由来で「太陽の町」を意味します。太陽信仰の中心地でした。
“太陽”を意味する「helios」、”向く”を意味する「trope」を合わせて「太陽に向かう石」「太陽を呼び覚ます石」になります。
太陽に向かわせる=方向を変える。
そのことから「運をひっくり返す」意味に繋がります。
ブラッドストーンを使うと太陽の光を赤くすることが出来、その光を浴びると石を持つ者の血を止め怪我を治すと信じられていました。
摩訶不思議な言い伝えを持つブラッドストーンは「イシスの石」の呼び名もあり、魔術にも使われたそうです。
①の意味として、「血」の色が印象的の石なので、「血」に纏わる言い伝えからです。
兵士やアスリートは止血の薬として。また勇気や力の象徴として。怪我をしないお守りとして。
ブラッドストーン、ブラッドストーンを粉にしたものを持ち歩きました。
大量に血を流さずに済むお守りなので、出産の護符にも使いました。
キリストが磔になった時。地面にあった緑の碧玉(ジャスパー)に血が飛び、それがブラッドストーンになったと言うものです。
聖なる石、聖遺物として認識されました。
「殉教者の石」とも呼ばれています。
②の意味としてヘリオトロープという紫の甘い香りの花があります。
この花は太陽に向いて咲きます。

ギリシャ神話に登場する花。
太陽神ヘリオス、ヘリオスが愛したレウコトエ、ヘリオスの愛人・水の精霊クリュティエの三角関係の話。
詳しくは省略しますが、ヘリオスに振られたクリュティエは地べたに座り、愛しい太陽=ヘリオスを追い続けました。
やつれ果てて草木になり、それがヘリオトロープ、向日葵になったと言われています。
当時のギリシャは向日葵は無かったようで、後に追加されたものと考えられています。
③3月は英語ではMarch。
これは火星のMarsからきています。
火星の神は戦神マルス。
農耕の神様でもあります。
古代ローマでは3月1日が一年の始まり。
戦神マルスから年を明けるので、ブラッドストーンが最初の3月の誕生石になったのも頷けます。
これから始まる一年、これから戦う一年の護符として。
また3月に蒔いた種が大きな実りとなるように願いを込めて。
この石は何よりのお守りだったのでしょう。
ちなみに3月に29日、30日、31日はなく、4月に前借りをして作られた3日だそうです。
誕生石を制定したティファニーが1870年に匿名で各月の宝石を紹介した「宝石の詩」という冊子を出しました。
💎📖3月・ブラッドストーン📖💎
Who in this world of ours their eyes
In March first open shall be wise,
In days of peril firm and brave,
And wear a bloodstone to their grave.
3月1日に我々のこの世界で目覚めた者は賢くなり、危険な時には毅然として勇敢になるだろう。
墓場まで血の石を身につけていけ。
写真のブラッドストーンは少し違う趣きがあり、個人的には好き。
本当にお守り的な強さを感じます。